専業主婦の「ためにならない」雑記ブログ

年少の息子アキとの毎日を書いています。時々は、旦那のことも。

専業主婦という選択

35歳まで、
息子を産む、その日まで働いていた私にとって、
働かないという選択は思ってもみないものだった。

今まで、旦那と何度も話し合って、
私は息子のそばにいることに決めた。
本当は、家計は火の車だし、
働いて、色々買いたいし、
旅行も行きたいし、
お金があれば、アキにもっとしてあげられることがあるんじゃないかと思う時もある。

今働かなかったら、アキが大きくなった時、私の年齢では雇ってもらえないかもしれないという不安もある。

 

 

アキは生まれた時から、
どちらかというと育てにくい子だった。
寝ない、大声で泣き続ける、おっぱいから離れない。
友達の家の赤ちゃんが、すやすや1時間以上寝てるのを見て、赤ちゃんて寝るんだ!とマジで思った。
アキはそれほどまでに、寝ない子だった。

別の赤ちゃんが、おとなしく抱っこ紐に抱かれているのを見て、びっくりした。アキは抱っこ紐もダメ、チャイルドシートもダメ、ベビーカーもダメ、何をしても大声で泣きまくっていた。

おっぱいから離すと泣き続ける。


今は3歳になって、コミュニケーションが取れてきて、
今なら、赤ちゃんの時になぜあんなに泣いてたか分かる気がする。
アキは、極度の怖がりだったのだ。
たぶん、全てが怖かったのだと思う。
一日中、おっぱいを口にくわえていないと、泣いていたのだから。

 

3歳の今、
お菓子を取られそうになるシーンが怖くて目を閉じる。
お母さんが、軽くこつんと子供の頭を叩くシーンで早送りする。
トイストーリー2は、ザークが出てきた瞬間、映画を消した。
え?ザークっておもちゃだよ?

何が怖いか分からない時でも、怖がっている。

幼稚園も、アキにとっては、
「頑張って」行っている場所。
入園して4ヶ月経った今でも、ママがいないから、寂しいと言う。
幼稚園に行っている間も仕事したらダメと言う。

だから、
我が家では、私はアキのそばにいようと決めた。
白髪ができるほど節約をしている。
でも、アキがそばにいることで、まっすぐに安心して育ってくれるならいいと。

それぞれの家で、それぞれの結論があっていいと思う。
働くことを決めた人、働かないことを決めた人、それぞれの考え方が否定されないと、ありがたい。
専業主婦でも、ビンボーを選んだ人もいるということ。

 

そりゃぁ、
いつかは、ピンチになって、バイトするかもしれないけどね。
今は、アキと過ごす時間を少しでも多く取りたいと思う。


ちなみに、寝ない子だったアキ、
3歳過ぎた頃から、少しづつ、寝るのが上手になってきて、
今では、夜は眠れるようになったよ。

他の子より寝るのはまだ下手くそだけどね。

私の睡眠不足も少しづつ解消してきたよ。

寝ない子を育てている、不安な人にとって、いつか、暗闇から出られるかもしれないと、小さな吉報になったらいいな。