【オムツ替えは、一大事】
これ、我が家の息子アキです。
生後三ヶ月の頃かな?
アキのオムツ替えは、ほんとに地獄絵図のようでした。
毎回般若のような顔で泣き叫ぶ、暴れまわる。
中身が飛び散りそうになる。
しかも、声がデカイ。
一日、何回コレに付き合わされるか(T ^ T)
もう、疲れ過ぎて、暴れるのをなだめるのがキツくて、もういいやって写真を撮ったのを覚えてる(^◇^;)
だって、アキがすごいのは、オムツ替えだけじゃなかったからね。
上の階に住む、アキと同い年の子を持つ奥さんに、聞いたなぁ。
私『オムツ交換って大変じゃないですか?』
奥さん、不思議な顔して、
『え?普通だけど』
私『あの、泣き叫んだりとか・・』
奥さん『え?しないけど』
その返しで、
アキがオムツ替えをなかなかさせてくれないことを言い出せずに、
話題をすばやく変えて、その場はニコニコ笑って過ごしました。
でも辛かった〜。
なんで、ウチだけこうなんだろう。
なんで、アキはこうなんだろう。
私の育て方が悪いのかなぁ。
愛情が足りないのかな。
あとどれくらいの辛抱だろう。
動けるようになったら楽になるかもね。
言葉が理解できるようになったら、大丈夫かな。
ネットで同じような相談を見かけては、藁にもすがる思いで解決策を探してました(苦笑)
でも、
一歳になって、
アキが自分で動けるようになっても、
言葉が理解できるようになっても、
暴れまくるし、相変わらず全力で嫌がるし(^◇^;)
だんだん力が強くなって、どんどん大変になりました。
そうして、クタクタになって、
ネットを調べまくって、
考えまくって、旦那と一緒にたどり着いた対策が、
オムツ替えを『待つ』
です。
対策か?(^◇^;)って思いますよね。
どういうことかというと、
アキのオムツを替えなきゃいけないときは、
それをアキに伝えて、
オムツシートを敷いて、
ひたすらアキが来るまで待つ、だけ。
ママ、待ってるからねぇ
とだけ声をかけて、
ただただ待つ、だけです。
でも、
そうすると、
不思議なことに、
ほんとに、来るんですよ。
オムツを、無理やり替えるときとは、比べものにならないくらいにじっとしてるの、オムツシートの上で!
しかも、私も無理やりしなくていいからストレスが溜まらないっっ。
もちろん、毎回成功するわけじゃなかったし、
下手したら30分以上待つときもあったけど、
それを、毎日毎日毎日ただひたすら繰り返したら、
来るようになったんです、ほんとに。
子どもって、
気持ちの切り替えがとっても下手くそ。
自分の流れを、ウンコごときで壊されたくない。
でも、大人の話してることはちゃんと分かってる。
もしかしたら、
オムツを替えるのって、
本人にとって恥ずかしいことかもしれないし、
勇気がいることかもしれない。
よく考えたら、下半身、全部見せて、変なかっこさせてるもん(^◇^;)
私たちにとっては当たり前のことでも、赤ちゃんには生まれて初めての、驚くべきことかもしれないし。
アキは他の子より怖がりで慎重だし。
そう考えて待つようにしたら、少しだけ楽になりました。
ほんの少しだけね。
二歳になった今では、
『ウンコしたら教えてねぇ』
って声かけさえしておけば、
『ウンコでた』
って伝えてくれる。
『ウンコ替える』って言って、
オムツシートの上に、自分から寝転がってくれるんです(T ^ T)
もう、あの頃の苦しさが嘘みたいにひとつ消えた。
もちろん、子どもだから、
してるのに、『してない』っていうときもあるけどね。
でも、このやろ〜、って笑って流せる。
あー、でも、
そういえば、
どんなにアキがオムツ替えを嫌がって泣き叫んでも、
心がけていたことがあったなー。
それは、
言葉がまだ分からなくても、
『オムツ替えは大切なこと』
ということと、『何でしなきゃいけないか』ということを話すこと。
おもちゃとか何かで、ごまかして、オムツ替えをしないこと。
そして、替えると言ったら、絶対替えること。
これだけは、守ろうねって旦那と何度も励ましあった。
ま、心がけてはいたんですけど、当然、毎回は無理でした〜。
もうイヤーっって私が思ったときは、
そりゃごまかしまくり、でしたよ。
だって、オムツは、替えなきゃいけないんですもん。